【マーベルズ】オタクの最高到達点かな?【映画感想】

 観たのは去年末だったが一応軽く感想を残しておこうと思う。

 まずは登場人物をおさらいする。

  • キャロル・ダンヴァース: 最強の女。キャプテン・マーベル。エンド・ゲームの登場シーンが最高にかっこいい。
  • モニカ・ランボー: うーん、どんなキャラクターか忘れてしまった。指パッチンから復活した時に病気の母親探すシーンが回想に出てきた時にちょっと思い出したかも。この人のお母さんがキャロル・ダンバースと仲良かったよね、確か。いつあのすり抜け能力手に入れたの?
  • カマラ・カーン: Disney+でミズ・マーベル見たので知っている。キャプテン・マーベルに憧れる女の子。キラキラした結晶状の物質を作り出す能力を持つ。心も体も子供。

 本作を観るなら事前にDisney+で「ミズ・マーベル」を観ておくべきだろう。

 ミズ・マーベルは「自室にいたカマラが消え、同じ場所にキャロル・ダンヴァースが現れる」という展開で終わる。いわゆる入れ替わりだ。マーベルズではこの入れ替わり現象がモニカも含めた3人に発生している。
 文字通りの入れ替わり立ち替わりの戦闘シーンはなかなか良かった。テンポが良かったし、場面は次々と変わるけど特に混乱することもなかったね。

 船のクルーが次々と猫に喰われていくシーンは笑った。音楽も映像もパニックホラーなんだけどやってることは普通の人助けというギャップが面白い。あそこが一番面白かったな。

 あとは3人の関係性も序盤と終盤ではだいぶ変わっていたよね。年齢や経験も全然違うと思うけど、上下関係のない友人関係みたいになっていた気がする。最初カマラはキャロル・ダンヴァースに強い憧れを抱いていたけど、共に過ごす時間が増えるにつれキャロル・ダンヴァースのヒーローではない一面を知ることでより距離が近くなったようだ。オタクの最高到達点かな?

 さて、いつものマーベル映画と同じように最後にそれっぽい伏線を投げて終わった。風呂敷広げすぎでは?ちゃんと回収する気あるんでしょうね?
 モニカは別のマルチバース世界に飛ばされたようだ。自身の世界では死んだ母親が自身の母親ではない立場で生存していた。そしてその隣には青い獣人間がいた。確か彼は「ビースト」と呼ばれるミュータント、X-MENシリーズに登場する特殊能力者だ。マーベル映画は少し前から軽くX-MENを匂わせる描写が増えてきている。そろそろがっつりと物語に絡んで欲しいものだ。
 カマラの方は弓を携えた少女を勧誘していた。詳しくは知らないがあれはホーク・アイの娘?女性メンバー限定アベンジャーズでも作るつもりなのか?となるとシー・ハルクも絡んできそうでそれはそれで楽しみだ。

 映画としてはヒーロー映画の王道を貫いていて面白かった。ただMCUとしては今後どうなるのか気になるところではある。X-MENの合流、MCUファンタスティック・フォー、色々楽しみな要素はある。フェーズ5について調べているときに「ロキ シーズン2」をまだ見ていないことを思い出した。とりあえずDisney+の再契約してドラマを再び追いかけようかと思う。