板橋区立美術館🐚と桂花ラーメン♌

 板橋区立美術館で開催されている展覧会「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」に行ってきた。

 きっかけはこちらの配信。

 芸術技法としてのコラージュを初めて知った。この配信見るまではコラージュはネットのおもちゃだと思ってたよ。なかなか興味深い。

 配信の最後に展覧会「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」の紹介があった。自分は美術・芸術についてほぼ知らないし、もちろんシュルレアリスムが何かなんて何も知らない。ただ、なんか面白そうだなと思って観に行きたくなった。
 ほろ〜かるで京都市京セラ美術館に行ったのも良かったかもしれない。あれで美術館に対する心理的ハードルが低くなったと思う。  こちらが板橋区立美術館。結構人が多くてびっくりした。休日だからかな?

 シュルレアリスムに影響を受けた日本人の作品が展示されていた。始まりは大体1930年ごろで色々盛り上がったようだが、太平洋戦争が始まると若い芸術家の従軍や共産主義との関わりを疑われたことによる弾圧等もあり、その勢いは萎んでしまったようだった。

 展示会全体を通して思ったことを率直に言葉にするなら「不気味な絵が多かった」になる。「見ていて不安になる」「おどろおどろしい」「不吉」といった感想を抱いた。全体的に暗い感じの絵が多く、それに加え血を連想させるような赤いモチーフを添えた絵もいくつかあった。
 各作品の中で描かれている一つ一つのオブジェクトは現実のものだったが、各オブジェクトの組み合わせは現実ではあり得ないものだった。例えばラーメンの具材の一つにイチゴのショートケーキがあるみたいな。そんなラーメンどん引きだよ。あとで知ったことだがこの脈絡のない物の描き方は「デペイズマン」と呼ぶらしい。

 あくまで現実をベースにしているから、多分例えばのような空想上の、現実には存在しない生き物はシュルレアリスムとしては描かれないのだろう。

 展示内容とは関係ないがちょっと面白いなと思ったことを一つ共有したい。それは多種多様な額縁だ。額縁は作品によって異なり、シンプルなものあれば意匠を凝らしたものもあり額縁の鑑賞も楽しむことができた。額縁も作品の一部なのだろうか?それとも各作品をどの額縁に入れるかは所蔵者次第なのだろうか?気になって夜しか眠れない───

 せっかく板橋まで来たので帰りはあのラーメンを食べて帰ることにした。

 そう、YAGOO思い出の味こと桂花ラーメン

 券売機にステッカーが貼ってあった。  今回食べたのは普通の桂花ラーメン
 紹介にあったように麺は中太・固めのストレート麺。かみごたえあって食べやすかった。そしてスープ。確かに独特な味わいだった。何度もレンゲでスープをすくって味を確かめた。緑のコリコリした野菜なんだろうと思ったけどあれが茎わかめか。ラーメンに茎わかめは結構珍しいんじゃないかな?

 お店的には「1回だけだとまだ魅力が伝わらないかもしれないから3回食べてほしい」らしい。太肉麺も食べたいからリピート確定ですね。
 『ししろんと行く!47都道府県ラーメンツアー』。とりあえず東京都はクリア。あと46道府県かあ。先は長い。とりあえず横浜のらすたには近いうちに行きたいね。行けるかな。行けるといいな。

【塗りダッシュバトル】ローラーローラーローラーパブロローラーローラーローラーローラー【スプラトゥーン3】

 このイベントマッチの後にフィスもあったし復刻イベントマッチもあったのに今更これを振り返るのかと言いたくなるが、筆が遅いので仕方ない。パブロ使いなのに。
 その日あったことやったこと思ったことは基本的に雑にメモしているからいつでも振り返ることができるが、やはりちゃんとした文章として残したいとは思っている。

 というわけで初戦───

 絶望でしかない。ローラー大人気やん。

 突撃ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!
 ごめんなさいィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!
 思ったより早くてびっくりした。ローラーが目に入った瞬間戦略的撤退を選んだ。

 小物ムーブすぎる。お前はローラーからセコセコ逃げるためにスプラトゥーンを始めたのか?

 ステージがナンプラー遺跡の時はいつものイメージで動き回ると勢い余って崖から落ちてしまう。パブロの速度にプレイヤーが追いつけない。

https://pbs.twimg.com/media/GJU1gqvaQAAatm_?format=jpg&name=large  パブロ・ヒュー×3の時、エリアがトラップで埋め尽くされて笑った。エリアに6個とトラップあって残り1人のローラーはヴァリじゃないから設置可能なトラップ全てをエリアに仕掛けていたことになるな。一瞬だったけどトラップだけでエリア塗り返しを阻止した。

 トラップくん??????
 塗りダッシュバトルにおいてトラップはパブロに通用しない。2度使うことはないであろう教訓を得た。

 一方スペシャルは───

 ハンコくん?  

 ハンコくん???

 ハンコくん??????
 ハンコよりローラーのコロコロのほうが早いから普通に回り込まれて後ろから轢かれるし、正面からぶつかっても良くて相打ちになってしまう。メインと相打ちになるスペシャルってなんですか?ウンコですか?はい、ウンコです。

 今回は流石にローラー有利だったな。

 ひたすらコロコロするのも楽しかった。

 ナンプラー遺跡でひたすらぐるぐる回っているローラー可愛かったね。

 ローラーを可愛いと思うことなんてもう2度とないからな。

 塗りダッシュバトルはひたすらローラーコロコロするのが正解だね。慣れてきたら相打ち上等で正面衝突をしまくった。多分相手も同じ覚悟で突っ込んできてたと思う。

 とはいえもちろんバトルには勝ちたい。どうやったら勝てるだろうと考えたときにワイドローラーの可能性を信じたくなった。
 特にシールドに可能性を感じた。相手がコロコロするだろうルートにシールドを置けばかなり動きづらくなるんじゃなイカなあと予想した。

 ハハハハハハハハハハハ辛かろう。

 悪りィが、こっから先は一方通行だ!

 しかし活躍もここまで───
 ワイドローラーは1確じゃないのが痛い。コロコロローラーには勝てない。自分のキューインキが弱すぎて誰も守れなかった───

 「塗りダッシュバトル」超面白かった。勝っても負けても笑って終われるいいイベントだった。

 「パブロだけ射程100倍バトル」待ってます!!

【ストーンオーシャン】アニメでこそ映えるシーンがある【アニメ感想】

 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」を全話見た。
 最近見始めたというわけではなく第1クールは配信されたタイミングで見始めていたのだが、なんとなく途中で見るのをやめてしまっていた。

 たまたま第1クールOP映像を見てジョジョ熱が再燃し視聴を再開する運びとなった。もしかしたらジョジョランズを読んだ影響もあったかもしれない。
 どれくらいジョジョ熱が再燃したかというとスタープラチナを使う夢を見たくらいジョジョにハマった。多分前日に声に出すと気持ちいいスタンドを求めてスタンド名を叫びまくったことが原因だと思う。ちなみにこの時の結論はスティッキィィィィィフィンガァァァァァズでした。
 夢の中で時間停止スタープラチナ・ザ・ワールドはしなかったけどオラオララッシュはした記憶がある。ただあんまり自分がラッシュをしているという感覚はなかったな。スタープラチナが拳を叩き込んでいる間、自分は横で立っているだけで手持ち無沙汰だった。
 スタンド使いでない方にはわかりづらいかもしれないが、スタンド操作とはスタンドの一挙手一投足まで丁寧に操作することではない。3部序盤で承太郎が写真の背景に映ったハエからDIOの所在地を割り出したシーンがわかりやすいだろう。「(スタープラチナが)DIOの背後の空間になにかをみつけた」「(スタープラチナに)スケッチさせてみよう」というセリフから分かるようにスタープラチナは承太郎と完全に独立した動きをしている。驚異的な視力を持つスタープラチナが発見できたものを承太郎は認識しておらずスタープラチナがそれを絵に描くことで初めて認識することができた。つまりスタープラチナの操作は人間が歩くために右足を前に出すというような直接的な操作ではなく、ゲームのキャラクターを操作するときにボタンを押してジャンプをさせるというような間接的な操作というわけだ。

 何の話だったっけ。そう、ストーンオーシャンの感想を書き残したかった。
 やっぱ音と声がつくと違うね。地味に印象に残ってるのがアンダー・ワールドの声。

 この「土足で入ろうがあいさつなしで入ってこようがな」が超耳に残っている。原作を読んでいるときにはそうは思わなかったが、アニメを見て一気に好きになった。アンダー・ワールドの声はヴェルサスとは別の人が担当していると思っていたが、エンディングクレジットを見るに同じ方が担当していたらしい。声優ってすごいなと改めて思った。

 アンダー・ワールド戦も面白かった。ちょっと前に原作は一通り読んだのだが、細かいところは忘れてしまっていたのでどういう決着になるのかワクワクしながら見ていた。
 アンダー・ワールド戦に限らず決着の仕方を忘れたバトルが結構あった。例えばジェイル・ハウス・ロック3つしかものを覚えることができなくなるという能力は覚えていたが、その能力をどうやって攻略したかは完全に忘れてしまっていた。ちなみに今でも良くわかってない。まあ、3つまでしか覚えられないから2進数で対応したってことかな。細かいところは凄みでどうとでも解釈できる。

 ここの徐倫、声も顔もカッコ良すぎる。大好きだ。
 ボヘミアン・ラプソディーも同じく能力は覚えていたけど決着は忘れていた。そうだった、プット・バック・マンだ。これはかなり納得のいく攻略法だ。どうやってゴッホにプット・バック・マンを描かせたかはよくわかってないが、相手の能力を逆手に取るまさにジョジョらしい攻略法だ。あと結構版権キャラクター登場してたな。ここはアニメ化無理だろうと昔から言われていた気がする。多少の改変はあっただろうが丁寧に映像化されていたと思う。

 後期OPも好きだ。前期OPはテンポのいい明るい曲だったが、後期OPは少し落ち着いた哀愁感じる曲だった。エルメェスが叫びながら虚空にラッシュするシーンがとても好きだ。

 一番テンション上がったシーンはここだろう。

 時止めSE。3部処刑用BGM。空条承太郎きたああああああああああ!俺のスタープラチナきたああああああああ!!

 そしてアニメ化で一番映えたシーンはやはり「時の加速」だろう。漫画という静止画の世界で描かれていた「加速」という表現が、アニメ化により実際の動きとして直接表現されることでより伝わりやすくなった。キャラクターたちが動いたり話したりするなか、背景の星や雲が通常より速いスピードで動き続けているところもとても良かった。時が加速しているという現象を常に認識することでより緊迫感を感じながらこの最終決戦を見ることができたんじゃあないかと思う。

 そして最終話、決着の時。「みんな未来なんか知らなくても覚悟があった」エンポリオのセリフがいい。と思ったけどあのセリフってアニオリなの!?原作でカットされたシーンなの!!??全然気づかなかった。ストーンオーシャンの、そしてジョジョという物語の締めにふさわしいセリフだったと思う。

 第1部から続く長い長い戦いがついに結末を迎えた。まさかジョジョのアニメシリーズがここまで続くとは思わなかった。できて3部までかなあと思ってたよ。どの部のアニメも作品への愛を感じるいいアニメだったと思う。

 さて、7部はどうなるだろうか。SHIROBAKOを見たことあるので馬の作画は超大変というイメージを持っている。アニメ作画については全く知らないが色々技術も進んでるだろうしなんとかできないかなあ。キャラクターが動く姿を見たいシーンがいっぱいある。独占でもいいのでアニメ化してほしい───

【ザ・ジョジョランズ 1】主人公の今後の成長に期待する【漫画感想】

 1986年から連載されている長寿漫画「ジョジョの奇妙な冒険」。その第・・・えーっと今は第何部だっけ?ジョルノが5部でストーンオーシャンが6部、7部がSBRで8部がリオンだから、そう、第9部!

 今シリーズのタイトルはThe JOJOLandsザ・ジョジョランズ

 ジョジョの奇妙な冒険は全巻読んできたが、連載を追いかける形で読むのはジョジョリオンの中盤になってからだ。だからジョジョランズが初めて最初からリアルタイムで読むジョジョシリーズになる。(少し遅いがまあ誤差の範囲)

ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 1|集英社 ― SHUEISHA ―

とある日本人が600万ドルのダイヤモンドを持ってハワイ島に入国した。オアフ島に暮らす少年ジョディオ・ジョースターは、標的のダイヤを盗み出すため、仲間達と共に滞在先の別荘を訪れる。そこで一同が遭遇する謎とは…!?

 第1巻を読んだのでその感想を書き残しておこうと思う。

 主人公はジョディオ・ジョースター。ジョディオ!?DIO!??ええ・・・どういうこと?ジョジョランズの世界は7部・8部とつながりある世界のようだが、7部・8部ではジョースター家とDIOの因縁は登場しなかった。というよりDIOの存在自体が描かれていなかった。主人公の名前に「ディオ」という文字が入っていることに意味があるのかどうか、それはまだわからない。

 ジョディオのスタンドは11月の雨ノーヴェンバー・レイン。主人公のスタンドが人型じゃないのはジョニィ以来かな?明文化されてないが能力は重みのある雨を降らせること。なんかあんまり主人公っぽい能力じゃないな。ラッシュもできないそう。まあこれからどう成長するか楽しみだ。カバーそで・・でも作者が主人公の成長を願っているし。

 とはいえ主人公ジョディオ、今の所ただのチンピラだ。黄金の精神のかけらも感じない。まず普通に違法薬物の売買をしている。ブチャラティがブチ切れるぞ。
 そして言動も小物っぽい。男警官はともかく真面目に職務果たしている女警官に対して公正フェアじゃないとか言っているが、違法行為しておいてそこにキレかけるのはわがまますぎると思う。主人公含む4人パーティでとある別荘に強盗しに行く時もジョディオの役割はただの見張りだった。本人も認識しているようだがチームの中での地位は低い。自分の意見を主張せず周りの指示に従うだけ。あまり喋らないくせに心の中は多弁だ。お前本当に主人公か?
 ただ15歳の少年がたった20のチェックリストに回答しただけで反社会性とかいうレッテルを貼られたら確かに穏やかにはいられないと思う。これから主人公が成り上がる・成長する物語であるならば、逆にいうと序盤は精神的な幼さを持った人物として描かれることに違和感はない。

 すでに書いたように1巻終盤では主人公含む4人パーティがとある別荘に強盗をしに行く。ジョディオ以外の3人ももちろんスタンド使いだ。
 ドラゴナ・ジョースター。ジョディオの兄だが女性のような容姿をしている。スタンドはスムース・オペレイターズ。みんな大好き群体型スタンドだ。能力の説明はなかったが、描写を見るに物体の表面を自在に改造することができる。ただし、あまり重いものを動かすことはできない。なかなかいろんなシーンで活躍できそうだ。
 パコ・ラブランテス。ジョディオの友人ではないが仕事仲間という感じらしい。スタンドはTHEハッスルヴィジョンがないタイプのスタンドだ。自分の筋肉をデコボコさせて物を掴むことができる。ええ・・・地味すぎる。そんな能力でどうやって戦うんだよ。
 ウサギ・アロハオエ。今回の強盗ミッションで初めてチームに参加した人物。スタンドはTHE MATTEマッテKUDASAIクダサイ。いや名前がダサすぎる。スタンド名を叫ぶ時どうするんだよ。これに乗らなきゃ遅刻するってバスにギリギリ間に合わなかった人になるじゃん。このスタンドは「在るモノで誰かが欲しいと思うモノ」に変身することができる。能力はなかなか有用だ。でもやっぱ名前だよな。「おい!ウサギ!!マッテクダサイだ!!!」って言った時に、スタンド能力を使って欲しいのか、自分を置いていかないでと丁寧に頼んでいるのかわからないよ。

 そしてジョジョランズ、なんとあの男が登場する。そう、岸辺露伴だ。7部以降のジョジョは6部までのキャラクター・スタンドと同じ名前もしくは近い名前のキャラクターやスタンドが多く登場する。ただし性格や過去も含めて全く同じ人物ではない。あくまで並行世界の別人という感じだ。しかし、今の所ジョジョランズの岸辺露伴は4部の岸辺露伴と全く同じだ。容姿名前はもちろん「ピンクダークの少年」という漫画を描いている漫画家である点、その言動、そして何よりスタンド「ヘブンズ・ドアー」まで全く同じだ。どういうことだ?確かに「時の加速する世界」でいつもと変わらず原稿を上げることができたらしいが、まさか「時の加速」そのものについてきたというのか?まさか「天国へ行く方法」と「天国への扉ヘブンズ・ドア」・・・ 何か関係があるってコト!?
 まあ妄想は置いといてストーリーに戻ろう。ジョディオたちの狙いは岸辺露伴が日本から持ち込んだダイヤモンドだった。しかし、謎のスタンド能力の妨害に遭い岸辺露伴に見つかってしまう。それにしてもヘブンズ・ドアーが強い。触れただけで相手を戦闘不能にしてしまうと同時に相手の情報も読み取れる。4部メンバーは攻撃特化なスタンド使いが多かったから隠れていただけで岸辺露伴も普通に強者だったことを忘れていた。まあ露伴先生の強さはどちらかというとスタンドではなくその精神にあるとは思うが。

 どうやら岸辺露伴のダイヤモンドはただのダイヤモンドではないらしい。岸辺露伴はジョディオたちがダイヤモンドを値打ち物としか認識していないことに安心していた。ダイヤモンドの動きも少し変だった。バックに入れたはずなのにいつの間にか落ちていたり、手に取ったはずなのに手の中になかったり。このダイヤがジョジョリオンにおけるロカカカみたいなキーアイテムになるのか?ダイヤ強奪を邪魔したスタンド使い猫の正体も謎だ。この猫は正体は露伴もわかっていないらしい。そして今のところいいところが全くないジョディオがこのピンチにどう立ち向かうのか。

 まだジョジョランズのストーリーに入り込むことができていない。ジョジョリオンも序盤の展開は割とゆっくりだった気がする。東方定助の目や舌に「繋ぎ目」があることがわかったところから話に引き込まれた。ジョジョランズもこれからゆっくりとストーリーが進むだろうから気長に追いかけようと思う。

【2024さっぽろ雪まつり】氷像を昼間から屋外に展示できるということはつまりそういうこと(後編)

 前編 → 【2024さっぽろ雪まつり】雪!雪像!!大雪像!!!(前編) - のうらリリースノート

 北海道旅行2日目。  宿泊した部屋にコーヒーメーカーが用意してあったのでまずは目覚めのコーヒーを1杯いただく。  そして前日に購入したこの滑り止めを靴に装着する。慣れていない雪道めちゃくちゃ歩きにくかったのでこのままだと足が過労死すると思い途中で見かけたセコマで買っておいたのだ。そしてこの時にセコマは袋が無料だということを知った。適当なタイミングで「あ、袋結構です」って言おうと思ったら、何も言わずに袋詰めまでしてくれたから「あ」のまま空いた口が塞がらなかった。北海道、雪だけでなくコンビニの文化も違う。

 札幌駅に向かう途中で大通会場もちょっと見て回った。

 夜の雪像もいいけど、明るい中で見る雪像もキラキラしていていいね。

 札幌の街も見て回る。  細い信号機が斜めに設置されている。これは信号機の上に雪が積もらないようにするための工夫だ。地理の授業で習った。

 札幌市内に路面電車が走っているとは知らなかった。京都にもあったな。路面電車は長崎くらいにしかないと思っていたけど、意外とあちこちにあるのかもしれない。  札幌駅到着。このまま歩いてつどーむ会場に向かう。  雪垣がすごい。車道が全然見えない。  信号機が見えないのは普通に危ないな。  手形をつけてみたり。  オラオラオラオラ!!!  綺麗な雪のカーペット。超飛び込みたい。

 つどーむ会場到着。

 ドーム内はアトラクションや飲食会場

 外は雪で作られたアトラクションがたくさんあり、子供が楽しめるようになっている。

 雪像もある。

 アンパンマンピカチュウだ。  おそらく学生だろうか、今まさに雪像作成作業をしていた。雪像ってどういうふうに作っているんだろうと思っていたけど、なるほど、直方体の雪の塊を削り出して作っていくんだね。

 スライダー滑りたかったけど待ち時間が長すぎたので諦めて会場をあとにする。帰りは普通に地下鉄に乗って札幌に戻った。  栄町駅に駅構内を再現したレゴブロック模型があった。

 というわけで再び札幌に到着。昨日見れなかった氷像を見にいく。

 ミクちゃん路面電車。ちょいちょいミクちゃんのイラストを見かけたけどミクちゃん関連のイベントをやっていたようだ。

 すすきの会場に到着。  昼間でも氷点下。当たり前か。氷点下環境じゃないと氷像なんて作れないよ。  やばすぎでしょ。氷像ってこんな細かく作れるの!?普通に感動した。車輪とかこんな綺麗に円状に造形できるんだ。  ラーメンだって氷で作れる。  最初スペース○ールドしてるのかと思ってびっくりしたけどよく見るとシールで安心した。  見事な竜。鱗の一つ一つに至るまで丁寧に造形されている。  鮭。波の表現も素晴らしい。

 北海道といえば海鮮。というわけで昼ごはんはこちらの回転寿司「活一鮮」でいただいた。。

 うめうめ。

 昨日見れなかった雪像も見に行った。  滅びの爆裂疾風弾バーストストリーム!!!  可愛らしい。リゼロのラムレム(レムラム?)だ。1期は見たことある。  創意あふれる雪像が並ぶ中、逆に目を引いたのがこちらの雪だるま。いやあ、シンプルイズベスト。そして見事な曲線だ。  こちらは世界ゾーン。世界の国や市が雪像を作っている。  自分が見た時はまだ作っている途中の雪像が多かった。

 このように小さい模型が雪像の近くに置いてあった。なるほどね、これを参考に雪像を作っているんだな。  一番奥の雪像はミクちゃん。へえ15周年なのか。

 札幌駅。行きは大雪だったが帰りはいい天気だった。スノードームも美しい。

 他にも色々な雪像・氷像があって全然飽きなかった。寒さを忘れて楽しむことができた。うん、それは嘘。超寒かった。手がかじかんで写真撮るのも一苦労だった。この時の寒さは一生忘れない。夏の北海道にも行ってみたいね。

 旅行はお土産のお菓子を食べるまで。

【2024さっぽろ雪まつり】雪!雪像!!大雪像!!!(前編)

 2024年2月。関東甲信地方が例年にない大雪に見舞われた頃、北の大地ではとあるお祭りが開かれていた。
 そう、ご存知さっぽろ雪まつりである。

 去年行こうと思っていたのだが、色々あって(主に準備が面倒になって)行かなかった。この1年何回か旅行をして「旅行の準備」にも慣れてきたからだろうか、宿の手配・旅行計画を最後まで立てることができた。
 (1ヶ月前の話だがまあ一応記録に残すという意味でも書き記していく───)

 札幌駅前───  雪が降っている。「さすが北海道、当たり前に雪が降っているな」と思ったけれども、このとき関東も積雪するほどの大雪が降っていたのかな?  いい感じにおしゃれなオブジェクト。  寒そう───  やばすぎでしょ!?。ようこんな道路を車で走れるわ。これはノーマルタイヤ無理だよ。  やばすぎでしょ!?(2回目)。歩道こんなに積もるんだ。そりゃ雪像も作り放題だよ。

 多分札幌市民にとっては当たり前の景色なんだと思うけど、雪に慣れていない自分にとっては見るもの全てが新鮮で大通会場に行くまでキョロキョロしながら歩いていた。  こんなに大きくてちゃんとした雪だるまを見るのは「どうぶつの森」以来ダス。

 大通会場に到着。1丁目から見て回る。  「映えスポット」だ───  カーリングやってた。  時間経過で色が変わる謎モニュメント。

 2丁目からはひたすら雪像が並んでいる。  下駄。これシンプルで好き。  ト、トラッキー!?ここは北海道ですよ!!  キッスのシールを貼られたモアイかな?  城!これはなかなかすごい!!細かいところまで造形されている!!!  拳。シンプルで好き。  あ、あの後ろ姿は!?もしかして、銭婆(ぜにーば)!?  もちろん湯婆婆(ゆばーば)だった。  オオタニサーンとデコピーン!デコピン人気だったなあ。いくつか見かけた。

 ある程度進むと大雪像も見かけるようになる。  ゴールデンカムイ!すごいな・・・
 原作は20巻くらいまでしか読んでない気がする。続きを読みたくなってきた。  競馬!立派なお馬さんだ・・・

 続いては雪像彫刻ゾーン。

 雪でこんな造形できるんだ。すごい。重力ガン無視じゃん。雪像の可能性は無限大だ。メビウスの輪も作れそう。  巨大な雪の建造物。近づいて見ると柱の一つ一つまで丁寧に造形されていて驚いた。かつての札幌駅駅舎を再現した雪像らしい。  ゴールデンカムイ雪像もそうだが、この大雪像を作ったのは陸上自衛隊
 正直に言うと「確かにこの大雪像を作る技術はすごいが、なんで自衛隊雪像を作るんだ?」と思った。しかしこれは自分の認識違いだった。

 自衛隊雪像作りはただのファンサービスではなく立派な訓練のようだ。雪像作りは雪の中での野営戦を想定した訓練になるし、雪を会場まで運ぶこと自体も訓練になるらしい。
 自衛隊による雪像作りの過程はYouTubeで見ることができる。

 最後の大雪像北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地エスコンフィールド擁するFビレッジの大雪像
 結局札幌ドームには一度も行かなかった。今年はエスコンに行けるといいな。

 本当はこの後氷彫刻も彫刻も見に行く予定だったけど、雪像鑑賞に時間をかけすぎてすすきの会場に行く余裕はなかった。

 それにしても寒すぎる。冷気が手袋を貫通している。誰も歩きスマホなんかしていない。そりゃそうだよな。普通に危ないもん。観光客か札幌市民かはわからないけどちょいちょい尻餅ついている人いた。なんなら自分も尻餅ついた。怪我しなくて良かった。

 さて、会場をあとにして向かったのはこちらのラーメン屋。

 いやあ、寒さに耐え抜いたあとに食べるラーメンは格別ですね───

 最後はもちろん温泉。今回利用したのはこちらのすすきの天然温泉 湯香郷

 思ったより浴槽が広かった。人が少なかっただけかもしれないが手足を伸ばしても誰の邪魔にもならないのが良かった。普段以上にリラックスできる。
 氷点下の露天風呂は最高だった。湯香郷はホテルや宴会場などの複合施設の一角としてビルの中になる温泉施設であるが、ビルの吹き抜けのような形で露天風呂も併設してある。この日は雪も降っていたので雪降るの中での露天風呂を楽しむことができた。雨が降る露天風呂に入ったことはあるが雨のポツポツは煩わしい。一方雪は優しく皮膚に触れるのでとても心地よかった。

 いつものように全て予定通りに行ったわけではないが、個性溢れる雪像をたくさん見ることができて良かった。後編に続く─── dnoura.hatenablog.com

令和の恵方巻きは海苔を3枚重ねて巻く

 恵方巻きを作りたかった。
 別に完成系を買って食べてもよかったけど、せっかくなら自分で作ったものを食べたかった。作るといっても材料を買って巻くだけだから言うほど「作る」というものでもないだろう。  材料どう揃えようかなと思っていたけどこんな便利なものが売っていた。魚介類以外の材料、海苔やきゅうりもまとめて購入する。  「こいつ家で恵方巻き作るな」と思われないようにカモフラージュでシャウエッセンも一緒に買った。多分バレなかったと思う。  海苔のサイズに合わせてきゅうりを切る。
 え!?きゅうりを縦に切る!?よくよく考えるとメチャクチャむずそう。今まで輪切りしかしたことない。普通にミスって手を切りそうで怖かった。  怪我しないように超慎重にきゅうりを切る。

 続いて酢飯を用意。  料理酢に塩・砂糖を混ぜてレンジで温めて溶かす。  あらかじめ炊いておいたお米に混ぜ、しゃもじで切るようにかき混ぜる。

 さて、あとは海苔に材料を乗せて巻くだけ。

 桜でんぶとかいう謎の粉もふりかける。

 あとは巻くだけ。しかしここで問題が発生した。米が多すぎたのか、具材が多すぎたのか、あるいは自分の技量不足か、海苔が一周しなかった。慌てて2枚目の海苔で補強したが、今度は巻き方が雑すぎて破れてしまった。3枚目の海苔で再補強してようやく完成。令和の恵方巻きは海苔ミルフィーユがトレンドです。

 ラップで包んで少し放置。  完成!!

 今年の恵方は東北東らしい。たまたま普段食事をするときの方向と全く一緒だった。

 材料が余っていたので二本目も作った。  今度は一本目の反省を生かして材料を少なめにセット。無事海苔1枚で巻くことができた。

 正直恵方巻きの伝統とかそういうのは全く知らないけれど、こういうイベントごとは楽しいね。自作恵方巻き、とても美味しかったです。