そう、「ルルーシュ」の方が副題なんだよね

 あの「コードギアス」シリーズの新作アニメ「コードギアス 奪還のロゼ」が発表された。
 コードギアスは大好きなアニメの一つだ。普段アニメは1日1話しか観ないのだが「コードギアス 反逆のルルーシュ」は続きが気になって一気に観た。いやあ面白かったよなあ。22話の次回予告を見た時は「うわああああああああ。それだけは、やめてくれええええ」ってなったよ。そんな22話「血染めのユフィ」は想像よりも最悪の展開だった。勘弁してくれって感じだったよ。

 そんな「コードギアス 反逆のルルーシュ」だが「反逆のルルーシュ」はサブタイトルで「コードギアス」シリーズの1タイトルであるという認識だ。「ジョジョの奇妙な冒険」みたいなものかな。「ジョジョの奇妙な冒険」という本タイトルのなかに「黄金の風」とか「ストーンオーシャン」といったサブタイトルがついてるのと同じようなものだと思っている。
 だから「反逆のルルーシュ」ではない「コードギアス」シリーズももちろん存在する。漫画やゲームなどのアニメ作品以外ならいろんなシリーズがあると思うけど自分が知っているのは「亡国のアキト」だけだ。

 主人公はルルーシュではなくタイトル通りアキトだ。観たことはあるのだけれど最後までは観てないと思う(全5章はちょっと長かったかもしれない───)。戦闘シーンはすごかったね。KMFの戦いが超滑らかに描かれていた記憶がある。

 しかしやはり感覚としては「コードギアス」といえば「ルルーシュ」だろう。ルルーシュが魅力的すぎる。相手の一歩先をいく優れた洞察力。にもかかわらず自分の感情に振り回されるある意味ちょっと残念なところ。これがいわゆるギャップ萌えなのか。個人的には「なぜだ、意地か?それとも友情?プライドか?」「全部だ」のところが好きです。あそこが一番ルルーシュを感じる。

 だがしかし、ルルーシュの物語は「復活のルルーシュ」で幕を閉じた(はずだ)。

 これからもコードギアスシリーズを続けるのなら、ルルーシュに依存しない作品を作る必要があると思う。

 というわけで発表された「コードギアス 奪還のロゼ」。まあ楽しみだけど見てみないことにはなんとも言えないね。いやあ全4章か、途中で脱落せずに全部観れるかな───