【M-1グランプリ】今年もレベル高いな定期【2023】

 「M-1グランプリ2023」を雑に振り返る。

 この9組+敗者復活戦の勝ち上がりコンビの10組が漫才をする。

 敗者復活枠の「シシガシラ」含め今年のファイナリストは全く知らないコンビばかりだ。去年も決勝進出したコンビがいたかもしれないけど、あまり覚えていない。むしろこの記事は来年用の備忘録として書いているところもある。

 敗者復活戦出場者の方が知っているコンビが多いな。トム・ブラウンとかななまがりは以前決勝に出てたかな。ママタルトはこのshortで大爆笑して大鶴肥満を軽く調べていたから知っていた。

 ママタルトのネタは全然知らなかったけど、M1準決勝行けるくらいの実力があるんだね。

 敗者復活戦で初めてママタルトのネタを見たけど面白かった。デブネタだけに頼る形じゃないんだね。来年の活躍に期待───

 今年は自分も採点しながら見ていた。ファーストラウンドの採点結果はこちら。

順位 コンビ 点数
1 真空ジェシカ 96
2 さや香 95
3 ヤーレンズ 92
4 シシガシラ 89
5 ダンビラムーチョ 88
6 マユリカ 87
7 くらげ 87
8 カベポスター 86
9 モグライダー 84
10 令和ロマン 80

 令和ロマン最下位!!!!!???????
 いや、この表作って初めて気づいた。そんな見る目ない?これってS1だったっけ?今年もレベル高いな(定期) 。
 最後に一括で採点するなら令和ロマンを最下位にはしなかったと思うけど、中盤後半になるにつれて最初につけた点数は忘れてたから、まあこんな感じになったのかな。それはそれとして、ファーストラウンドの令和ロマンのネタはそんなに面白いとは思わなかったんだよね。最終決戦に進出した時は驚いた。いやあ、真空ジェシカの方が面白かったと思ったけどなあ───
 もちろん自分の好みが世間の好みと一致するとは思っていないし、当然審査員の採点基準は自分とはまた違ったものにはなるから別に不満とかはない。むしろ審査員のコメントを聞いて「ああ、そういう考え方もあるのかあ」と感心することが多い。
 審査員の採点については1人だけ点数が低いとかは全然いいと思っている。みんな同じ基準で採点すると、偏ったものになってしまうから良くないと思う。異なる視点から評価された上で総合的に「面白い」とされたものなら、それが自分の感覚と違っても納得できる。

 シシガシラのハゲネタも面白かったけどね。まあ確かにハゲネタしかないのはなかなか大変な気もする。ヤーレンズのネタも良かった。ああいうテンポのいい漫才が好きなのかもしれない。ダンビラムーチョは確かに最初の歌のくだり長えなとは思った。審査員の基準と自分の基準のずれてもいいとは思っているが、審査員のコメントが自分の考えと同じだったらちょっと安心はするかな。ただあの歌ネタは2人同時に歌うからタイミングとかテンポの取り方を合わせるのに、かなり練習したんじゃないかなとは思った。

 さて、最終決戦───
 これは令和ロマンが面白かった。審査員の方も言ってたけど、最終決戦用にネタを温存していたよなと思った。つかみよかった。ファーストラウンドのトップバッターならではのつかみだった。あそこで「おっ」ってなったよね。
 確かにさや香はあんまおもろなかった。最終決戦進出時のコメントではヤーレンズも令和ロマンもエンズくんさんにメッセージ送ってたからね。これは流れ来てるぞと思ったけどなあ。ちょっと期待外れだったかも。まあ2本面白いの作るのは大変だよね。
 最終決戦も優勝決定前に予想したけど、ヤーレンズと令和ロマンで迷って令和ロマンにした。発表は盛り上がったね。示し合わせたかのように交互に発表されて最後松本人志の「令和ロマン」で決定。いやあ、こっちもガッツポーズしちゃったよ。気持ちの上では有馬記念の借りを返せた。

 昔のM1見たいなと思ったけど  

 アマプラで見れるんだね。ミルクボーイやオードリー、サンドウィッチマンとか今見返しても面白い。あとダイアンのネタ初めて見た。

 とりあえず明日の朝ごはんはコーンフレークかな───