【水星の魔女18話】ミオリネさんはそんなに悪くないんじゃないかな【感想】

 毎週日曜17時から絶賛放送中のアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。

 この前放送された第18話「空っぽな私たち」の展開について「みんなスレッタにちゃんと言葉で説明しろよ!」っていう意見をよく見かける。

 確かにその通りだと思うが、ミオリネさんは仕方ないんじゃないかなあと思う。

 プロスペラとエアリアルは今までずっとスレッタを自分達に依存させて利用?していたけど、これからはスレッタが必要じゃなくなった。感情論を抜きにすればただ切り離してもいいけど、情はあるから事前にスレッタの居場所を確保してあげた、という感じだと思う。

 

 まあ、プロスペラとエアリアルのやり方は確かに自分達に都合良すぎるかなあ。エアリアルの中身については正直よくわかんないけど(なんで小さいエリクトがたくさんいるの?クローンか?)、プロスペラさんはもうちょっといいやり方あったんじゃないですか!?最初から騙しているなら、最後まで貫くべきだと思います!!

 

 一方ミオリネさんはプロスペラと違ってスレッタと知り合ってからそんなに時間は経っていない。

 スレッタと母親の関係・その異常性を知り、「母親の言うことを全部信じるのはやめなさい!」って言っても意味なさそうなことを感じていたと思う。

 そんなところになんでも賭けれる決闘システムという都合いいシステムがあったので頭のいいミオリネさんはそれを利用したという感じだ。取りうる選択肢の中で一番スマートだと思う。どう考えてもスレッタは親離れすべきだったし。

 いやほんとこの物語、決闘システム中心に回ってるな。エラン・ケレス(本物)さんも決闘システムに振り回されてるのは笑った。

 

 水星の魔女が始まった時、「ガンダムで学園もの?どうせ途中から宇宙行って戦争になって学園要素無くなるだろ」と思ったけど、ここで「学園に帰る」という道を示したのは意外だった。

 

 さて、宇宙で改めて産声を上げたスレッタ・マーキュリー。第2の人生をどう歩むのか。止まるのか進むのか(止まるんじゃねえぞ)。今日放送される19話が楽しみだ。