スーパーに春の七草が売られているのを見つけるまで春の七草のことをすっかり忘れていた。見つけたのは1月7日の夕方。夜食べるのもなんかアレな気がしたので、とりあえず買って次の日に食べることにした。
食べると言ってももちろん生でムシャムシャするわけではない。七草粥にして食べる。
調理する前にふと「どれがどれなんだろう」という疑問が頭をよぎった。去年は何も考えず全部鍋に突っ込んだ気がする。せっかくなので画像検索で調べながら名前と見た目を一致させてから調理しようと思いたった。いやあ、空腹の時にするようなチャレンジじゃなかったね。
すずなとすずしろは流石にわかる。あ、あってるよね・・・
続いて根のある3本の草を見分ける。
これがせりかな?根が広がっているところが他と違う。
これがなずな・・・ですか?大根の葉っぱに似ているらしい。いや、葉っぱが大根に似てますと言われてもそもそも大根の葉っぱそんな知らんし。そもそも本体が大根に似てる七草が他にあるのに、葉っぱだけ似せられてもちょっと個性弱くないですか?
というわけで残りの根っこあり草がほとけのざ?
しかし、ごぎょうが全然わからない。
葉っぱに産毛が生えているらしいけど、はこべらとの違いが全くわからなかった。もう10分くらいずーーーーーーーっと見比べてた。え?ほんとにごぎょう入ってる?実は入ってないって言われても野草素人には分かりませんよ。
まあ多分これがごぎょうかな・・・
こちらがはこべら?
横に並べるとなんか葉っぱが違う感じした。
さて、ようやく作れる。
七草を塩茹でして
適当なサイズに切る。
ご飯を茹でて
七草を投入。
塩で味を整えて
出来上がり。
うん、美味しい。なんで1年で1日しか食べないんだろう。3ヶ月に1回くらい食べてもいいのに。材料買ったのは夕方だったけど結構売れ残ってた。もしかしたら次の日も売ってたりしたのかな。
正直春の七草についての文化的知識は全くないけど、一年に一度の味、楽しめました。