【2024さっぽろ雪まつり】雪!雪像!!大雪像!!!(前編)

 2024年2月。関東甲信地方が例年にない大雪に見舞われた頃、北の大地ではとあるお祭りが開かれていた。
 そう、ご存知さっぽろ雪まつりである。

 去年行こうと思っていたのだが、色々あって(主に準備が面倒になって)行かなかった。この1年何回か旅行をして「旅行の準備」にも慣れてきたからだろうか、宿の手配・旅行計画を最後まで立てることができた。
 (1ヶ月前の話だがまあ一応記録に残すという意味でも書き記していく───)

 札幌駅前───  雪が降っている。「さすが北海道、当たり前に雪が降っているな」と思ったけれども、このとき関東も積雪するほどの大雪が降っていたのかな?  いい感じにおしゃれなオブジェクト。  寒そう───  やばすぎでしょ!?。ようこんな道路を車で走れるわ。これはノーマルタイヤ無理だよ。  やばすぎでしょ!?(2回目)。歩道こんなに積もるんだ。そりゃ雪像も作り放題だよ。

 多分札幌市民にとっては当たり前の景色なんだと思うけど、雪に慣れていない自分にとっては見るもの全てが新鮮で大通会場に行くまでキョロキョロしながら歩いていた。  こんなに大きくてちゃんとした雪だるまを見るのは「どうぶつの森」以来ダス。

 大通会場に到着。1丁目から見て回る。  「映えスポット」だ───  カーリングやってた。  時間経過で色が変わる謎モニュメント。

 2丁目からはひたすら雪像が並んでいる。  下駄。これシンプルで好き。  ト、トラッキー!?ここは北海道ですよ!!  キッスのシールを貼られたモアイかな?  城!これはなかなかすごい!!細かいところまで造形されている!!!  拳。シンプルで好き。  あ、あの後ろ姿は!?もしかして、銭婆(ぜにーば)!?  もちろん湯婆婆(ゆばーば)だった。  オオタニサーンとデコピーン!デコピン人気だったなあ。いくつか見かけた。

 ある程度進むと大雪像も見かけるようになる。  ゴールデンカムイ!すごいな・・・
 原作は20巻くらいまでしか読んでない気がする。続きを読みたくなってきた。  競馬!立派なお馬さんだ・・・

 続いては雪像彫刻ゾーン。

 雪でこんな造形できるんだ。すごい。重力ガン無視じゃん。雪像の可能性は無限大だ。メビウスの輪も作れそう。  巨大な雪の建造物。近づいて見ると柱の一つ一つまで丁寧に造形されていて驚いた。かつての札幌駅駅舎を再現した雪像らしい。  ゴールデンカムイ雪像もそうだが、この大雪像を作ったのは陸上自衛隊
 正直に言うと「確かにこの大雪像を作る技術はすごいが、なんで自衛隊雪像を作るんだ?」と思った。しかしこれは自分の認識違いだった。

 自衛隊雪像作りはただのファンサービスではなく立派な訓練のようだ。雪像作りは雪の中での野営戦を想定した訓練になるし、雪を会場まで運ぶこと自体も訓練になるらしい。
 自衛隊による雪像作りの過程はYouTubeで見ることができる。

 最後の大雪像北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地エスコンフィールド擁するFビレッジの大雪像
 結局札幌ドームには一度も行かなかった。今年はエスコンに行けるといいな。

 本当はこの後氷彫刻も彫刻も見に行く予定だったけど、雪像鑑賞に時間をかけすぎてすすきの会場に行く余裕はなかった。

 それにしても寒すぎる。冷気が手袋を貫通している。誰も歩きスマホなんかしていない。そりゃそうだよな。普通に危ないもん。観光客か札幌市民かはわからないけどちょいちょい尻餅ついている人いた。なんなら自分も尻餅ついた。怪我しなくて良かった。

 さて、会場をあとにして向かったのはこちらのラーメン屋。

 いやあ、寒さに耐え抜いたあとに食べるラーメンは格別ですね───

 最後はもちろん温泉。今回利用したのはこちらのすすきの天然温泉 湯香郷

 思ったより浴槽が広かった。人が少なかっただけかもしれないが手足を伸ばしても誰の邪魔にもならないのが良かった。普段以上にリラックスできる。
 氷点下の露天風呂は最高だった。湯香郷はホテルや宴会場などの複合施設の一角としてビルの中になる温泉施設であるが、ビルの吹き抜けのような形で露天風呂も併設してある。この日は雪も降っていたので雪降るの中での露天風呂を楽しむことができた。雨が降る露天風呂に入ったことはあるが雨のポツポツは煩わしい。一方雪は優しく皮膚に触れるのでとても心地よかった。

 いつものように全て予定通りに行ったわけではないが、個性溢れる雪像をたくさん見ることができて良かった。後編に続く─── dnoura.hatenablog.com