【魔法少女育成計画「白」】「赤」は明日発売です。

 「魔法少女育成計画
 魔法少女がその人間離れした身体能力と固有の魔法を使って世のため人のために寝る間も惜しんで働く夢の物語...... ?
 ヒューマンドラマやバトルもちょっとあります。はい。

 アニメ化をきっかけに小説を読み始めて続刊も読み続けている。「固有能力を持つ者同士が生き残りをかけて戦うサバイバル」という展開がめちゃくちゃ自分好みだった。個人的には limitedbreakdown が好きだ。

「白」を呼んだのは結構前だけど「赤」が発売される前に少し感想をまとめようと思う。


⚠️ 『「白」の内容』・『「白」以前に刊行された魔法少女育成計画シリーズの内容』についての言及あり


 「白」というタイトル、そして発売時のキャッチコピーからてっきり「白」で完結する、つまり「黒」「白」の上下2部作かと思っていたけど、実際は「黒」「白」「赤」の三部作だった。
 「黒」は様々な思惑が交差する魔法少女学級の「混沌」を、「白」は「スノーホワイト」の転入を表していると解釈した。とすると「赤」はこれから起こる「血」の惨劇を表しているんじゃないかと予想する。良くも悪くも「魔法少女育成計画」らしい展開になるのではないだろうか。

さて、スノーホワイト最後の物語とは?どうせ明日に明らかになることだけど自分の頭の中にある予想を明確に文字化しておこうと思う。

  • 姫河小雪の死
     「最後=死」は自然な解釈だろう。これまで描かれたスノーホワイトの物語を考えると特に捻らず最後はシンプルに終わるという展開もありうる。ただ魔法少女育成計画は死以外の悲惨な結末を描いてきた。シンブルな死という幕引きになる可能性は低いかもしれない。
  • 姫河小雪魔法少女としての力を失う
     これもありうる展開だろう。姫河小雪自体は生き残るがスノーホワイトには変身できなくなる。ただ、これまで一時的に魔法少女に返信できなくなる描写はあったが、永遠に魔法少女の力を失う方法は出てきてないから、「赤」で急にそんな話が出てくるかと言われれば可能性は低いかもしれない。
  • 姫河小雪魔法少女に変身する意思を失う
     これもありうる展開だと思う。なろうと思えばスノーホワイトになれるけど、精神的な問題で変身しなくなる。ただこれまでのスノーホワイトの物語を知っている人ならばそんな展開はあり得ないと言うだろう。そもそも姫河小雪スノーホワイトとして活動するのは困っている人を助けたいからだ。学校での戦いがどうなろうと困っている人の声が聞こえる限り小雪スノーホワイトとして戦い続けるだろう。
  • 姫河小雪スノーホワイトとしての記憶を失う
     これも「スノーホワイトの終わり」としてありうる展開だろう。魔法少女育成計画には様々な魔法が登場する。その中に「記憶をキャンディとして取り出す」という魔法がある。だから小雪スノーホワイトの記憶を失う展開はそこまで不自然ではない。ただ、この流れはすでにやっているから同じことを2回やるのかといわれるとちょっと可能性は低いかもしれない。
  • 姫河小雪スノーホワイトではない魔法少女になる
     個人的はこれを推す。スノーホワイトの物語は終わるが姫河小雪の物語は続くという展開だ。「赤」は姫河小雪が次に変身する魔法少女の名前も示唆しているのかもしれない。魔法少女の改名は過去に例はないが(逆に改名は難しいという話がある)同じ魔法少女名を他者に引き継ぐ例はあるから、特別な事情で改名するという展開はなくもない気がする。そうでなくとも精神と身体の分離はちょいちょい描かれてるからそういう意味でもあり得ない展開ではない気がする。ただあまり幸せな結末ではないな───

 自分の拙い妄想力ではこんな感じかな。そもそもリップルとかカナとかフレデリカとかもどうなるのか全然わからない。
 フレデリカがカナを殺さずにわざわざいるかいないか曖昧な存在にしたということは、カナを殺すわけにはいかない、もしくは現身を殺すことはできない、ということだろう。そして、プキンの剣を別人に使うタイミングでカナへの魔法が解除されることは当然フレデリカも知っているだろうから、何かしらの対策もとっているはずだ。
 そして、ブリンセス・デリュージやシャドウゲールはどうなるのか、超龍パナースの龍は何匹になっているのか。

 COMMING SOON ......